池袋は好きな小説の舞台
私は、ある小説を読んだ影響で池袋を訪れた経験があります。
その小説は池袋の町を中心として物語が進むので実際の存在する建物の小説の中での印象と現物を比べながら、歩き回りました。
サンシャイン60やロサ会館、多国籍の風情が漂う西一番街通りなどに一喜一憂し、主人公が生きている町を実感したのです。
旅行と言えば、事前に観光スポットを調べてから観光地へ赴き、初めての場所を訪れるものですが、池袋を訪れた私は初めてのそれとは違う、ずっと昔に訪れた、または住んでいたと錯覚するぐらいの感覚を体感したのです。
すると、その土地に住む人とも自然と笑顔で接するようになりました。
観光は名所を、池袋では建物を見つつそこで暮らす働く人も見ていたような気がします。
それに、私の前にその主人公が歩いている姿を想像しながら、ただ池袋の町を歩いたりもしました。
ただ、池袋での体験は旅行から帰り、読み返した小説で今までとは違う、より臨場感のある場面が想像で来た事が何よりの思い出になりました。